失踪宣告をしたけれど宣告をとりやめたい場合

失踪宣告というのは、本人の消息が分からなくなってから一定期間を過ぎたときに、家庭裁判所に申立てをすることで、失踪者を死亡扱いにする手続きです。申し立てが受理されて、一定期間以上失踪者の消息が分からない場合には、失踪宣告がなされてその人は死亡したことになりますが、宣告後でも失踪者が生きていることが明らかになれば、その宣告は取り消さなくてはなりません。この場合、失踪していた本人、または利害関係人が請求することによって、家庭裁判所で失踪宣告が取り消されます。また、既に志望していることが明らかになった場合でも、失踪宣告によって死亡とされた時と異なるときに死亡したことが証明できる場合には、やはり取り消すことが可能です。失踪宣告でも死亡扱いになりますが、死亡時期によって相続関係などに変化が生じることがありますので、死亡後にも取り消すことがあります。失踪宣告の取消が行われると、失踪宣告自体がなかったことになり、原則として財産関係や身分関係が元通りに復活します。

 

 

mobile02_m要するに、既に遺産分割をしていた場合には相続した財産を返すことになりますし、死別を理由に解消していた婚姻関係も、元に戻るということになります。